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【日本語訳】ATPツアー審判 カルロス・ベルナルデスさんインタビュー

テレビでたくさん試合を観ていると、
だんだんと選手のみならず審判も覚えてくるものですね!
2013年9月のデビスカップ、日本対コロンビアでも主審を務めていたベルナルデスさん。
いつの間にかすっかりファンになってしまい、
ベルナルデスさんが主審を務める試合を優先的に観たいくらいです。笑

そんなベルナルデスさんのインタビューを見つけました!
エジプトのテニス関係のサイトのようです。

2013年7月6日の記事です。
Carlos Bernardes Interview: A view from the top of the chair
http://rabulleil.blogspot.jp/2013/07/carlos-bernardes-interview-view-from.html

 

カルロス・ベルナルデス インタビュー:椅子の上からの眺め

テニス界にはファンと共鳴していて、プレーヤーと同じくらいとても有名になった数人の審判がいます。カルロス・ベルナルデスはそんな審判の一人です。伝染する微笑みをたたえた人気の高いブラジル人は20年以上もの間、コートを統治してきました。

私はコートの審判台の上からの景色がどのようであるか知るために、全仏オープンが行われているパリでベルナルデスを捕まえました。

テニスの審判になってどれくらいですか?そしてどのようにして審判になることができたのですか?
20年以上です。
我々はブラジルのサンパウロでテニスの大会がありました。フェデレーション・カップでした。私はその時、テニスの先生をしていて、新聞に「緊急に129人の審判を必要としている」と載っていました。それが大きな大会だったからです。それは16ヵ国と同じ古いフォーマットでした。私は参加して、そこにいました。そして、私はそれが好きでした。
私はもっと多くの大会で仕事をし始めました。その時に彼らに訊かれたのは、何をしようとしているかという一点。私はテニスのためにたくさん旅行していました、先生として必要でしたから。そして、審判になることを選ぶ自分を見つけました。

若かったころ、あなたはプレーしましたか?
少しだけプレーしましたが、専門的にではありません。ただいくつかの特別ではない楽しむためのトーナメントです。

今と20年前にあなたが審判としてのキャリアを始めた頃とを比べて、テニスにおける最も大きな違いは何だと思いますか?
ボールのスピードがとても上がり、プレーヤーは以前よりもフィットしています。テニスのため、ラケットやコートのため、ボールのために有効である、より多くのテクノロジーがあります。これは大いに変化しました。もし20年前の試合を見てから、今の試合を見たなら信じがたいでしょう。スピードは素晴らしいです。
もちろんプレーヤーのように適応しなければなりません。試合に来たら、もっと高速のボールを見ることでしょう。あなたは状況を前に適応します。ハードコートと芝のように。来週は芝のコートであるように、その時に順応して、あなたはクレーよりも速いことを知るでしょう。

例えばホークアイのようなテクノロジーの導入は、あなたの仕事に影響を及ぼしましたか?
ホークアイはただみんなの助けになってきています。
なぜなら、今、プレーヤーたちが異議を申し立てた時、正しいのはたった30パーセントだけです。それで、もし試合中に3つの異議を唱えたとしても、正しいのはたった1つだけだと言いましょう。プレーヤーたちや観ている人々、全員にとって良いと思っています。多分すべてのコートがそれを持つことになるでしょう。今、たった1つのトーナメントがそれをすることができます。私はそれが我々の助けになっていると思います。
前に私がお話ししたスピードとテクノロジーのために、ホークアイのような何かが本当に役に立ちます。プレーヤーは不平を言って結果を見て、それからプレーを続行できます。

今、審判たちはプレーヤーたちがチャレンジをコールするのをただ待っていて、あまり判定を覆そうとしないと若干名のプレーヤーが不平を言っているという事実についてはどうですか?今、判定を覆すことがより少ないと感じていますか?
いいえ、始めに言ったように、状況に適応します。しかし、今、みんなが通常のコートのように働きます。今起きていることは、いくらかのとてもぎりぎりのコールがあるということです。そして、みんな少しためらいます。けれども、我々は依然として同様に働きます。そして統計は物事を大きく変えなかったことを証明します。
それはただプレーヤーが少し落ち着くのに役立ちます。今、彼らが不平を言うなら、尋ねる必要がありますから。そして時々、彼らはあまりに多くを尋ねて、彼らは間違い、チャレンジを使い果たしたことを知っているので落ち着く必要があります。

タイムバイオレーションルールについてですが、何人かの審判は率直な意見を述べて、好きじゃないけれどコールしなければならないと言っていますが、あなたはどうお考えですか?
彼らは既にあったルールを使おうとして、プレーヤーさえ助けようとしています。なぜなら、今は新しいのとともに、まだセカンドサーブをプレーすることができるからです。
プレーヤーはより速いので、これは多くの助けになります。
去年の試合を観て、今年の試合を観たら、プレーヤーたちがこのルールがあることでよりいっそう速くプレーしているのがわかります。彼らは速いプレーすることに適応しました。これは良いです。私はみんなが同じページでいるつもりである年の最後まで考えます。

コートにおいてあなたに最も厳しい時間を与えるのはどのプレーヤーですか?
時々、あなたはそういうことが起こりうると思うでしょうが、それは世界で最も素敵なプレーヤーであり得るでしょう。状況によっては。
私は、問題は何かしらをすべき彼が置かれている状況であって、プレーヤーではないということを常に言っています。なぜなら、プレーヤー、彼らはその間ずっと正気でないままでいられず、コートに入って何かをし始めることができないからです。彼らは従うべきルールを持っていますが、それはむしろ状況です。

プレーヤーがこのごろ、携帯電話をコートにぶちまけたりマークを写真に撮ったりというようなことについてどうですか、あなたはそのようなことが許されるべきだと思いますか?
それは違反であって、ルールブックに載っています。それがすべてです。
問題は、彼らが時々、何か創造的なことをしたがることですが、その時には対価を支払う必要があります。しかしながら、それは楽しいです。その人は創造的で、それは面白いです。

あなたがミスをした時、試合後にプレーヤーに何か話したり謝ったりすることはありますか?
ミス、我々はいつだってそれをします。
我々はその人たちに対し正直であることに努め、「聞いてください、私はミスをしました。何ができるでしょうか。私はそれをこのように見ました、我々は事を進める必要があります」と、言います。そして、それは状況を処理する最良の方法です。その時、それについて考え続けるのは悪いことなのでできません。我々はプレーヤーと座って、そしてそれについて話をします。
試合の後、それはまた別の生活です。前進します。試合は終わっていて、何も変わりようがありません。

審判として最も忘れがたい試合は何ですか?
たくさんのたくさんの試合。
特別なのは、全米オープンの決勝でした。なぜなら、私にとって初めてのグランドスラムの決勝だったからです。ATPの主審にとって、その一部となることは名誉のようなものです。
そして、2011年のウィンブルドンは特別な試合の1つです。夢のようでしたから。テレビで初めて観たトーナメントが、ウィンブルドンでした。その時、「私はここにいる、そして、決勝をするのだ」というようでした。

仕事の上で何を最も楽しんでいますか?最も楽しくないのは?
私はプレーヤーのプレーの仕方を大いに楽しみます。彼らは素晴らしいテニスをしています。観たでしょう、ナダルジョコビッチの準決勝。それは信じられないほど素晴らしかったです。私はテニスを楽しみ、スポーツを楽しんでいます。
多分、旅行することは最も困難でしょう。カレンダーは長く、1年間に30週、旅します。これが、悪い部分ですね。私は今年の全米オープンには出ず、いくらかの休暇を取るでしょう。

あなたはここパリで何日間かのお休みがありますが、何をする予定ですか?
観光客であろうとするでしょう。我々は少しのテニスに関する事務仕事を持っていますが、私はその場所を楽しもうとしています。それは素晴らしいです。私は少しだけ、もっと人々と街を知ろうとします。

そこでのATP大会のためにドバイへ旅するのは好きですか?
私は3回ドバイに行ったことがあります。もう一度訪れたいと望んでいます。何年も行っていないうちに街がどんなふうに違っているか見たいです。建物とホテルとすべてを見たいですね。あのクラブは美しいです。そちらでゴルフをしておかしかったです。ボールを打ったら窓を割ってしまったので。私はとても悪かったですよ。